旅人diary

旅で起きたこと感じたこと

初めての海外でキューバにひとりで行ってきた。⑦英雄ホセ・マルティ

 9時になり、下に降りると日本人ガイドの50歳くらいの女性が待っていた。近藤さんという日本人だ。日本人でホッとした。タクシーで周遊ツアー的なものを申し込んでいたので歩いてタクシー乗り場に向かう。

 

 乗り場の近くにセントラルパークと呼ばれる大きな広場があってそこにはホセ・マルティの像があった。

 

 キューバといったらチェゲバラくらいしか知らない。

 

 キューバはもともとコロンブスによって発見され、その後400年もの間スペインの支配下に置かれた。

 コロンブスは世界的には新大陸を発見した英雄なのかもしれないが、当時の原住民からしたらSF映画の侵略者のような恐ろしいものだったと僕は思う。

 

 ホセマルティ は平等な世界を求めて1892年にキューバ革命党を結成し、第二次独立戦争を開戦した。

 

 彼の思想は後にキューバ革命を起こしたゲバラカストロに強く影響を及ぼしている。

 

 彼はキューバの絶対的英雄なのだ。

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 このようなお話を聞いた後、タクシーに乗り込んだ。ピンクの派手なアメリカの車だ。

 

 タイムマシンで昔の世界にやってきたみたいと表現するのがぴったりか、いや僕にはこの車も建物も人も匂いも全く知らない。僕の頭の中にはない世界がそこにはあった。

 

 知らない世界でのドライブは心がざわざわした。f:id:buckyjr:20190225203750j:image