旅人diary

旅で起きたこと感じたこと

初めての海外でキューバにひとりで行ってきた19.息を吸うように踊る

外はすっかり暗くなり、中心の広場ではサルサやマンボなど様々なダンスが披露され、観ている観客さえも、サルサに参加していた。ラテン系の人々は皆踊れる。歩くように踊り、息を吸うように踊る。

僕は完全に彼らの踊りに魅了されていた。

彼らのサルサやマンボなどの踊りには、その美しさ、色っぽさにうっとりした。自分の体の動きやその美しさを理解しているように思えた。

 

感動よりも敗北感の方が強かった。

 

あまりにみんなダンスが上手いので、誰がパフォーマーで誰が観光客なのかわからない。

多くの日本人や自分に全くない魅力で羨ましかった。

 

誰かが言った。

幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ。

 

これはたぶん哲学的考えなのだろうけど僕には難易度高い。作り笑いは下手だ。

 

この人たちは楽しいから歌ってるのだろうか。楽しいから踊ってるのだろうか。いやなんだか逆な気もする。普段から音楽や踊りと共にすることでより楽しくなるのではないかと感じた。やはり人間にもたらす音楽の力は大きい。

 

ここトリニダードでの夜は僕にとって一生忘れられない夜のひとつになった。

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