旅人diary

旅で起きたこと感じたこと

【記録】パラダイムシフト

 僕は俗に言うメンヘラという分類群なのはきっと自他ともに認めるだろう。他人から見たら痛いやつで、そんな風に自分が痛い目で見られることは恐怖だ。

 人に優しくしても、ひどいことは平気でされて、嫌なことを躊躇なく言われる。

 同じ人間であることを恥じたり、悲しみや怒りという感情を抱く生物として生きてるのが嫌になったりする。

 今まで自分がこの人生というものの主人公であり、死んだら僕の人生は終わりで、自分が楽しい人生こそが最高の人生で、自分が悲しい人生は最低な人生だと思ってた。

 でも気付いたことがある。みんな自分が人生の主人公だと思ってる。僕の人生の主人公は僕で、別な私の人生の主人公は私だ。みんなが幸せになりたくて、楽しい感情になりたくて、大切にされたくて、愛されたいと思っている。

 悲しみの感情が生まれるのは自分主観で生きてるからだ。相手の気持ちに寄り添って、相手の人生を生きることすれば、負の感情からは離れられる。主人公はあなたで僕はあなたの人生にお邪魔している、あなたの気持ちに寄り添って、あなたの幸せに私も向かう。あなたは今何を求めていて、何が欲しくて、どんな気持ちなの?

 そういう風に生きれたら、いつか僕も大切にされる気がして、そんなことに期待する時点で

結局大切にされたい自分がいて、自分のエゴに絶望する。