旅人diary

旅で起きたこと感じたこと

初めての海外でキューバにひとりで行ってきた。⑨ハバナの森

 革命広場を出た後、僕たちはハバナの森へ行った。

 

 キューバの先住民はスペイン人に滅ぼされてしまった。

 

 今はスペイン系の白人、西アフリカからやってきた黒人、それらの混血。さまざまな人達がいる。差別はないように感じた。

 

 ここハバナの森ではアフリカが起源の宗教サンテリアの儀式が行われるそう。サンテリアは占いを使うそうなのだが、サンテリアではないキューバ人もよく占いをするそうだ。

 

 僕は占いは今までまったく信じてなかったし、全部自分次第と少し前まで思っていたのだが、ある出来事を機にこの世に運気のようなものは絶対あると感じるようになった。

 

 それは2018年の2月のことで、僕は友達と横浜にある田谷の洞窟に行った。

 鎌倉時代から真言密教の修行場として利用されてきたらしい洞窟なのだが、ろうそくをひとり一本持って洞内をまわるということになっている。

 もちろん洞内は暗く、仏像がたくさん並んでいた。

 

 絶対笑うところではないのだが、あの日の僕らはゲラだった。入り口前の“おろうそく”という文字だけで僕らは笑っていた。今思うと全然面白くない。

 

 洞内に人が誰もいなかったのでそこでも漢字の読み間違えという低レベルなことで笑っていた。

 

 その次の日僕は高熱を出した。絶対バチが当たったと思った。そこから半年間何かに取り憑かれたように体調を崩すことが多くなった。

 

 その次の半年間はまったくもって体調を崩していない。

 

 この出来事があって僕は運気や占いなどのスピリチュアルな見えないものを気にするようになった。

 

 占いにどんな力があるかわからないが占いは心をすっと軽くしてくれると僕は思う。特に占い師が神様だったら。サンテリアのことは詳しくわからないがとても興味深かった。

 

 宗教について考える旅もいつかしたい。f:id:buckyjr:20190302102616j:image